オキシ漬け

こんにちは。再びコロナの感染が拡大しているみたいです。

 

まだしばらくは続きそうで長い付き合いになりそうです。

 

お互い気をつけましょうね。

 

そしてコッソリとブログを更新します。

 

これはどうしてもお伝えしたほうがいいような気がします。

 

オキシクリーンの使い方です。

 

ネットに出てくる「オキシ漬け」です。詳しくはコチラ

 

よくどんな処理をしたか?お客様に問うと「オキシ漬け」と答える方が多いです。

 

オキシクリーンの中身は過炭酸ナトリウムが主成分でプロでもかなりお世話になっている薬剤

 

の一つです。その「オキシ漬け」に相当する処理も日常的にします。

 

食べこぼしには絶大な効果があり、殺菌消臭効果、血液、汗じみ、黒ずみなど一般家庭で

 

つく汚れに強いです。なので各家庭で落とせる汚れが増えることはとても喜ばしいことなので

 

大歓迎なのですが、その副作用に注意してもらいたいのです。

 

洗剤だけより洗浄力が高いということはそれなりのリスクもあるっていうことです。

 

まず「オキシ漬け」に向かない繊維があります。

 

動物性繊維、ウールやシルク、皮革製品です。これらはプロなら条件を整えたら可能ですが

 

絶対にやめた方がいいです。どうなるかっていうと、繊維そのものが脆化します。痩せてボロボロ

 

になるイメージでしょうか。あと変色、風合いの劣化が起こります。

 

当然、水洗いできない繊維は避けた方がいいでしょう。

 

それから金属類。金属が腐食します。

 

条件付きですが、色柄物もあまりお勧めできません。

 

もしやるなら必ず40°以下の水温(お風呂の温度くらい)で様子を見ながらやることです。

 

白地に濃い色の刺繍やワンポイントも要注意です。

 

そして何より「オキシ漬け」をしたら必ずすすぐことです。

 

クエン酸で中和することはとても重要です。

 

オキシクリーンはアルカリ性です。なので酸で中和するのです。

 

「オキシ漬け」して乾いたら黄ばんだなんてありませんか?

 

すぐに黄変しなくても時間が経つと黄ばんでくることもあります。

 

ということでまとめです。

  • 繊維をチェック
  • 色柄物は注意
  • 金属の有無
  • 温度確認
  • 酸で中和
  • よくすすぐ

このあたりを気をつけて是非綺麗にしてください。

 

あ、ちなみにインクや化粧品、油脂、サビなどにはほぼ効果がありません。