今朝はとても冷えましたね。外にあるメダカの入った瓶の水が凍っていました。
朝、布団から出るのが億劫です。が仕事が始まれば蒸気のお陰で暖房いらずでポカポカになります。
先日、業界新聞を読んでいたら「梳毛」という言葉を見かけました。
初めて見たワケではないのですが、まず読めない‥‥で気になり始めました。なんと読むかご存知ですか?
読めない上に何を指しているのか認識できていないので、「テキスタイル用語辞典」で調べてみました。
それによると、「そもう」と読むみたいです。梳毛糸とは、羊毛の長い繊維を「梳いて(すいて)」作る、
梳毛紡績で作られる糸。のことだそうです。表面は滑らかで光沢があり、かたさもある。
代表的な梳毛織物はサージ、ギャバジンなど、主にメンズスーツに使われることが多い生地。らしいです。
それでもピンと来ませんね。
テキスタイル用語辞典には織物の写真と解説もあるのでさらに調べてみるとおおよそわかりました。
わかりやすかったのはギャバジン。これ有名ブランドのバーバリーが発祥らしく、バーバリーのトレンチコー
トに使われている生地のことでした。
サージも似た感じの硬めで張りがあり斜めの織り柄、硬めの制服によく使われているのを見かけます。
同じ羊毛素材でもニットで使われる感じと大きく異なります。加工の仕方で印象も用途も変わるのです。
毎日のように誰もが触れているのに知られていないことが沢山あることがわかりました。
繊維製品の奥の深さを感じました。
そしてテキスタイル用語辞典は素晴らしい!頼りになります。