簡素は難しい

雨の日が多いこの頃、さすがに肌寒くなってきましたね。

 

当店も衣替えの時期になり夏物のご依頼を多く頂戴しております。

 

徐々に当店の技術が認知され始めたのか衣類のトラブルを相談くださる方が多くなってきました。

 

当たり前のことなのですが、似た感じのものはあっても全く同じケースはないです。

 

その処理の仕方も当然変わってきます。

 

なのでマニュアルはありません。っていうかいちいちマニュアル化できません。

 

一応基本的な枠組みはありますが、それで処理できるケースは5割くらいです。

 

残り5割にどう向き合うかで仕事の出来が変わってしまいます。

 

そこが技術の差となるワケですが、そこがなかなか面白い!

 

凄く難しいことしているように思われますが以外とシンプル。

 

このシンプルさが技量にでると思います。

 

難しいことをシンプルにすることはとても難しいのです。

 

じゃあ結局難しいじゃん。ってことなのですが、難しく考えると難しくなります。

 

これ、色んなことに当てはまるような気がします。

 

人との関係とか仕事の仕方とか思考とか趣味とか‥‥‥生き方に関わることすべてに共通します。

 

時に複雑さが良い味を醸し出すこともあるけど、それがすべてではないはず。

 

できるだけ簡素で深いほうがいい、そう感じています。

 

自分の仕事もそうありたいと思います。